※本作は『 Deep Love Diary −恋人日記− 』の全年齢版となります。主人公・青海渉に許婚が決まり、ヒロイン・北園千佳と顔合わせ兼お見合いが発生。しかし二人とも、お互い友人関係でさえなかったので恋愛感情は当然ない。けれど逆に嫌う理由もなければ、文句を言って実家を困らせるつもりもないし、どちらも真面目な優等生で恋愛をしたことさえないため、どうすればいいんだろうなと二人で首を傾げあっている。渉は愛に幻想はないけれど、男として選ばれるのは違う。自分で運命を選んで結婚したいと語る。そこで千佳が提案。「結婚はもう決まっています。親も家族も悪い人じゃないですし、今まで育ててくれた恩に報いるいい機会でもありますから、この婚約で自分は一向に構いません」「ですが、それでは自分にも渉さんにも失礼だと思います。それに私たちに夫婦に愛がなければ、やがて生まれる子供についても悪いでしょう?」「なので結婚するまでの期間を使い、『本当の恋人』になれるよう努力してみませんか?」提案に対し、渉も納得。その通りだと頷く。二人のゴールは決まっている。許婚だ、結婚するのだ。それはどちらも納得している。別にいい。けれど、互いの関係を形だけじゃない本当の夫婦にしなければ、その先の結婚生活もお先真っ暗だろうというのもまた正しい。真面目な二人は努力して、相手のいいところや素敵なところ、魅力を知って好きになろうと頑張っていく。「必ず、君を好きになってみせるよ」「はい、頑張りましょう」で、二人は「恋人日記」を作り、そこに書いた『恋人らしいイチャイチャ行動』を実行していく。明日はカフェでデート、日曜日は手を繋いで買い物した後ご飯を作る、人前であーんしたり、買い物に付き合ったり、エッチなことしたり……そして――
犠牲を出しながらも、SORDはテロリストの鎮圧に成功した。それから数週間後――ムラサキの姉、狗駒悠季(ユーキ)が帰国。A組に復帰する。妹よりも社交的で優秀な姉のユーキは、学園のメンバーとも仲良くなり、次第に信頼関係を築いてゆく。「私が美浜に居る理由も、もうなくなったかな…」自らの存在意義に疑問を感じたムラサキは、ハルトと出会った頃に想いを馳せる。ハルトは【未熟な己を補うため】と、技を探し求めて山奥の村へやってきた。先祖代々継承されてきたという【秘伝の技】は何処に――?「…オマエ達だけは絶対に許さないっ!!」「大丈夫…私は…どこへも行かない…側に…いるから…」「聞いてた通り、亡霊って奴はどうしたって斬れないか…」「さぁ、顔を上げるのです…勇気を出して…」それは運命的な出会いであると同時に、悲哀の物語でもあった。「あのさ…私に、妹をころせって…命令してくれないかな…?」━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…□■ご注意ください■□本商品を利用するためには、「DMM GAME PLAYER」が必要です。DMM GAME PLAYERとは※「DMM GAME PLAYER」のダウンロード・インストールは無料で行えます。