日米合同対テロ組織「防衛省中央調査部諜報2課分室[Central Intelligence and Research Second]通称CIRS、海上油田爆発事故が引き金となりその存在は公のものとなった。秘匿組織としてのCIRSは刷新されて以降、極秘活動を引き継ぐ形で新組織SORD[Social Ops, Research & Development]が発足された。将来的に国防を担う人材の育成を目的として設立されたSORDは、全国各地の学園組織に間借りする形で展開していった。廃校後、施設の解体費用もままならぬまま放置されていた美浜学園は個人に買い取られ、新たに「特殊技能訓練校」としての役目を得た。「特技校」として生まれ変わった美浜学園には、様々な事情や過去を持った学生達が集まり、日々技能を磨き、時には現場に出て実習を重ねる。そんな学園で、様々な理由で行き場を失くした少女達に与えられたのは銃と実弾。国防の名目のもとに、彼女達は命すらも顧みられることのない危険な超法規的活動を繰り返す。「──私達は、この世界に生かしてもらっているんです・・・。でも、生かしてもらっているだけではダメなんです、それじゃあ生きている意味がない。だから、生かされるだけではなく、自分の力で生きるんです、戦い抜いて、生き残るんです。そして生き残った子だけが、生きることを許されるんです──」どうせ磨り潰される命なら、銃を手にして戦うことを選んだ少女達の未来は‥?
犠牲を出しながらも、SORDはテロリストの鎮圧に成功した。それから数週間後――ムラサキの姉、狗駒悠季(ユーキ)が帰国。A組に復帰する。妹よりも社交的で優秀な姉のユーキは、学園のメンバーとも仲良くなり、次第に信頼関係を築いてゆく。「私が美浜に居る理由も、もうなくなったかな…」自らの存在意義に疑問を感じたムラサキは、ハルトと出会った頃に想いを馳せる。ハルトは【未熟な己を補うため】と、技を探し求めて山奥の村へやってきた。先祖代々継承されてきたという【秘伝の技】は何処に――?「…オマエ達だけは絶対に許さないっ!!」「大丈夫…私は…どこへも行かない…側に…いるから…」「聞いてた通り、亡霊って奴はどうしたって斬れないか…」「さぁ、顔を上げるのです…勇気を出して…」それは運命的な出会いであると同時に、悲哀の物語でもあった。「あのさ…私に、妹をころせって…命令してくれないかな…?」━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…□■ご注意ください■□本商品を利用するためには、「DMM GAME PLAYER」が必要です。DMM GAME PLAYERとは※「DMM GAME PLAYER」のダウンロード・インストールは無料で行えます。